
近頃よく耳にする「オイルレスヒーター」。
従来のオイルヒーターのようにオイルを使わず速暖性の高い暖房器具です。
しかしオイルレスヒーターはメリットだけではなくデメリットもあります。
そこで今回はオイルレスヒーターをお使いの131人にアンケートを取りメリット・デメリットをまとめています。

ぜひ本記事を参考にオイルレスヒーターの検討に活かしてみてください。
オイルレスヒーターの口コミ[アンケート結果]
オイルレスヒーターの満足度調査

項目 | 人数 |
---|---|
満足 | 53人 |
やや満足 | 45人 |
普通 | 11人 |
やや不満 | 12人 |
不満 | 10人 |
アンケート詳細
調査方法:Webアンケート(クラウドワークス、ランサーズ)
実施期間:2022年7月〜12月 複数回
対象者:オイルレスヒーターを利用している131人
アンケート結果を見るとオイルレスヒーターの速暖性や乾燥しない点を高く評価している方が多く高評価です。
一方では、あまり暖かくないという意見も見られました。
オイルレスヒーターは従来のオイルヒーターと比べると速暖性がありますが、エアコンや灯油ストーブなどの暖房器具と比べて暖まるまで時間がかかります。
やはり価格との費用対効果を考えるとコスパはあまり良いとは言えません。

では続いてアンケートをもとにオイルレスヒーターのメリット・デメリットを見てみましょう。
オイルレスヒーターのメリット・デメリット

オイルレスヒーターのメリット
- 温風が出ない
- 乾燥しにくい
- 火傷しにくい
- 空気を汚さない
- お手入れが簡単
- お洒落なデザイン
オイルレスヒーターのメリットはオイルヒーター同様にじんわりと暖かくなります。
また温風を利用しないので乾燥を防いで空気も汚しません。
冬場は空気が乾燥するためエアコンなどの暖房機器だと肌荒れや喉を痛めてしまうことも考えられます。

その点、オイルレスヒーターなら安心して使えます。
オイルレスヒーターのデメリット
- 暖まるまで時間がかかる
- 暖かくない
- 選べるモデルが少ない
- 本体サイズが大きい
- 価格が高い
- 電気代が高い
オイルレスヒーターはまだ選べるモデルが少なくデロンギやCORONA、ディンプレックスなど限られたメーカーからしか発売されていません。
また本体サイズが大きいので使用しない季節はクローゼットの場所を取ってしまいます。

他にも値段や電気代の高さはデメリットと言えるでしょう。
ちなみに1時間あたりの電気代を見てみると以下の通りです。
消費電力 | 1時間あたりの電気代 |
900W | 27.9円 |
1200W | 37.2円 |
1500W | 46.5円 |
消費電力(W)×1時間×31円÷1000
※電気単価31円で計算。
※50Hz/60Hzの表記がある場合
東日本にお住まいの方は50Hz/西日本にお住まいの方は60Hz を見ましょう。
このようにオイルレスヒーターは省エネ効果があるといっても元々の消費電力が大きいので冬場は電気代が嵩んでしまいます。

ですのでオイルレスヒーターを利用するときは温度を少し下げてホットカーペットやエアコンなどと組み合わせて使用するのをおすすめします。
おすすめオイルレスヒーター
[デロンギ]マルチダイナミックヒーター
2022年モデル

DeLonghi(デロンギ)
マルチダイナミックヒーター MDHS12-BK
参考価格:50,000円(税込)
デロンギのマルチダイナミックヒーターは4段階の切り替えができるので室温に合わせて調節できます。
チャイルドロックや安全機能も搭載されているので安心してお使いいただけます。
メーカー | DeLonghi(デロンギ) |
型番 | MDHS12-BK |
発売日 | 2022年9月1日 |
参考価格 | 50,000円(税込) |
適応畳数 | 10畳まで |
電力切替 | 300~1,200W |
レビュー評価 | 4.0 |

2023年モデル

DeLonghi(デロンギ)
マルチダイナミックヒーター ソラーレ IDH15WIFI-WB
参考価格:99,800円(税込)
IDH15WIFI-WBはWi-Fi機能搭載でスマートフォンから操作です。
またスタイリッシュなデザインかつコンパクトで設置場所にも困りません。
本体質量は約8.2kgと従来モデル(MDHAA15WIFI-BK)と比べて34%軽くなりました。
そのため日中はリビング、就寝時は寝室というように移動も楽ちんです。
ただ、暖房機器としては高額なので前年モデルや他のメーカーと比べてから判断するのも良いかもしれません。
※発売日は2023年10月3日です。
メーカー | DeLonghi(デロンギ) |
型番 | IDH15WIFI-WB |
発売日 | 2023年10月3日 |
参考価格 | 99,800円(税込) |
適応畳数 | 13畳まで |
電力切替 | 300~1,500W |
レビュー評価 | 評価なし |

[CORONA]オイルレスヒーター
2022年モデル

CORONA(コロナ)
オイルレスヒーター DHS-1222(CW)
参考価格:44,370円(税込)
1,200Wまである暖房効果の優れたオイルレスヒーターです。
輻射式で部屋全体をじんわり暖めるので乾燥を防ぎ体の芯まで暖めます。
値段は比較的高い方ですがそれに見合った性能なのでおすすめです。
メーカー | CORONA(コロナ) |
型番 | DHS-1222 |
発売日 | 2022年9月1日 |
参考価格 | 44,370円(税込) |
適応畳数 | 8畳まで |
電力切替 | 300~1,200W |
レビュー評価 | 4.4 |

2023年モデル

CORONA(コロナ)
オイルレスヒーター DHS-1223(CW)
参考価格:87,478円(税込)
メーカー | CORONA(コロナ) |
型番 | DHS-1223(CW) |
発売日 | 2023年09月 |
参考価格 | 87,478円(税込) |
適応畳数 | 10畳まで |
電力切替 | 300~1,200W |
レビュー評価 | 評価なし |

[ディンプレックス]オイルフリーヒーター

Dimplex(ディンプレックス)
オイルフリーヒーター FUTG12CEB
参考価格:59,980円(税込)
世界初のオイルヒーターで有名なディンプレックスのオイルフリーヒーターはシンプルなデザインながら老舗メーカーらしく安定した商品です。
2022年発売のFUTG12CEBは側面にパネルヒーターを搭載し温度ムラを抑えた設計になっています。
メーカー | Dimplex(ディンプレックス) |
型番 | FUTG12CEB |
発売日 | 2022年10月中旬 |
参考価格 | 59,980円(税込) |
適応畳数 | 10畳まで |
電力切替 | 700~1,200W |
レビュー評価 | 評価なし |

[Pro Breeze]オイルフリーヒーター

Pro Breeze
次世代オイルレスヒーター
参考価格:12,800円(税込)
あまり知られていないメーカーですが、Pro Breezeのオイルフリーヒーターは場所を取らずスタイリッシュなデザインでインテリアにもなじみます。
気になる電気代も省エネモード(ECOモード)搭載なので電気代を抑えて利用できます。
メーカー | Pro Breeze |
型番 | PB-H13-JP |
発売日 | 記載なし |
参考価格 | 12,800円(税込 |
適応畳数 | 10畳まで |
電力切替 | 500~1,200W |
レビュー評価 | 4.0 |

[山善]オイルレスヒーター
2022年モデル

YAMAZEN(山善)
オイルレスヒーター DOL-J12(BK)
参考価格:17,480円(税込)
格安家電で人気の山善からもオイルレスヒーターが発売されています。
オイルヒーターと比べて速暖性があり、電気代を抑える省エネ機能、タイマー機能や安全装置も付いているので安心です。

デザインも素敵なので見た目にも拘りたい方はおすすめです。
メーカー | YAMAZEN(山善) |
型番 | DOL-J12 |
発売日 | 2022年10月13日 |
参考価格 | 17,480円(税込) |
適応畳数 | 8畳まで |
電力切替 | 500~1,200W |
レビュー評価 | 4.7 |

2023年モデル

YAMAZEN(山善)
オイルレスヒーター DOL-J121(BK)
参考価格:19,800円(税込)
メーカー | YAMAZEN(山善) |
型番 | DOL-J121(BK) |
発売日 | 2023年9月30日 |
参考価格 | 19,800円(税込) |
適応畳数 | 8畳まで |
電力切替 | 500~1,200W |
レビュー評価 | 評価なし |

[アローエイト]ケノンヒーター「スグダン」

アローエイト
ケノンヒーター「スグダン」
参考価格:79,800円(税込)
ケノンヒーターは最大1,500Wのハイパワー出力に加えてトリプル暖流でお部屋全体を暖めます。
火傷しにくい設計なのにも関わらず他社製品と比べても暖かさが格段に違います。
今までオイルヒーター、オイルレスヒーターで満足出来なかった方はケノンヒーター「スグダン」はぜひお確かめいただきたい一台です。
メーカー | アローエイト |
商品名 | ケノンヒーター「スグダン」 |
発売日 | 記載なし |
参考価格 | 79,800円(税込) |
適応畳数 | 11畳まで |
電力切替 | 500~1,500W |
レビュー評価 | 4.1 |
\ ケノンヒーター「スグダン」 /

オイルレスヒーターのデメリット|まとめ
今回はオイルレスヒーターのメリット・デメリットをまとめてみました。
- 温風が出ない
- 乾燥しにくい
- 火傷しにくい
- 空気を汚さない
- お手入れが簡単
- お洒落なデザイン
- 暖まるまで時間がかかる
- 暖まらない
- 選べるモデルが少ない
- 本体サイズが大きい
- 価格が高い
- 電気代が高い
このようにオイルレスヒーターはエアコンのように温風が出ない分、乾燥を防ぎ空気を汚さないようになっています。
ご高齢者や小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では安全に使える暖房機器です。
その反面、エアコンなどと比べて暖まるまで時間が掛かったり、本体価格が高いので電気代なども考えながら最良の選択をしてみてください。
