壊れやすいテレビ|できれば避けたい故障が多いのはどのメーカーか?

家電製品に故障はつきものです。
テレビも例外ではなく、運悪く初期不良や故障してしまうことも考えられます。
そこで本記事では壊れやすいと思われているテレビメーカーを例に挙げてみました。

ぜひテレビ選びの参考にしてみてください。
できれば避けたい!壊れやすいテレビメーカー
壊れやすいテレビ|あまり聞いたことがないメーカー
あまり聞いたことがないメーカーはできれば避けたほうがいいかもしれません。
一般的に格安テレビと言われているメーカーはOEM製品と言われています。
OEM製品とは、自社でテレビを製造せずに外注をして製造します。
OEMテレビの口コミを見ると中には「初期不良だった、すぐに壊れた」など不具合に関するレビューがみられるので、購入する際は口コミなどを参考に判断するようにしましょう。
もちろんOEMテレビは悪いところだけではありません。
高画質な4Kテレビを低価格で購入できるところは魅力です。

一人暮らしやサブテレビとして最適です。
壊れやすいテレビメーカー|海外メーカー

LG 人気モデル!
43型 4Kチューナー内蔵テレビ 43UQ8000PJC
参考価格 57,800円(税込)
海外メーカーで有名なLG、ハイセンスを例に挙げてみます。
ブラウン管テレビのときは海外メーカーといえば壊れやすい印象を受けていましたが、最近は国内メーカーより海外メーカーのほうが品質は高くなってきています。
例えば国内の有機ELテレビは一部を除いてLGのパネルが使われています。
また、ハイセンスは2018年に東芝を買収してから品質が向上しました。
特に2021年モデルに搭載されている映像処理エンジンはかなり高性能で高画質なテレビを低価格で購入したい方には最適です。
このように海外メーカーでもLGやハイセンスは品質が高いので、価格で選ぶならこの2メーカーがおすすめです。
また、ハイセンスは標準で3年間の保証が付いています。

故障が気になる方はハイセンスのテレビをお確かめください。
壊れやすいテレビメーカー|TCL

TCL 2022年モデル
Google TV搭載 4Kスマートテレビ 43P635
参考価格 51,800円(税込)
TCLは中国のメーカーで世界トップクラスの販売台数を誇ります。
しかし、このTCLはなぜか「壊れやすいメーカー」というイメージがあります。

ではどうして壊れやすいと思われているのか?その理由を見てみたいと思います。
- 大規模な不具合が報告されているため
- 販売台数が多いため
- 低価格なため
TCLは2019年にBS/CS放送に関する大規模な不具合が報告されています。
そのためTCLは壊れやすいという印象が定着してしまったのかもしれません。
また、低価格で販売台数も多いため、その分不具合の報告が多いのだと思われます。
とはいえTCLは高画質で動画配信サービスも利用できます。

故障が気になる場合は延長保証を付けるようにしましょう。

壊れやすいテレビメーカー|SONY

SONY 2023年モデル
スタンダード4K液晶テレビ KJ-43X80L
参考価格 121,124円(税込)
「国内トップメーカーのSONYが?」と思われるかもしれませんが、以前はソニータイマーと言われており、1年の保証期間が過ぎると故障する壊れやすいメーカーとして有名でした。

とはいえソニータイマーは都市伝説レベルのお話なので、特に気にしなくて大丈夫です。
また、テレビは故障した際の部品を保有する期間が定められています。
SONYのBRAVIAシリーズは8年間の部品保有期間が定められています。

もし故障しても8年間は使えるので故障も気にしなくて大丈夫ですね。
またソニーのテレビはソニー・ピクチャーズの映画が見放題になる購入特典が付きます(BRAVIA CORE)。
普段から映画コンテンツをよく見られる方はおすすめです。
テレビに負荷をかけている場合
壊れやすいテレビで挙げられる事例は使用状況に問題があるときです。
例えば以下の状況下で使用していると不具合や故障など壊れやすくなることも考えられます。
- 直射日光に当たりすぎている
- ホコリをそのままにしている
- 湿気の多い場所で使用している
これらの状況下では直射日光によるテレビの変色やホコリや湿気による水滴は基盤の故障に繋がります。

テレビを設置する際は液晶画面や基盤に負荷のかからない場所に設置するよう心がけましょう。
ここまでは壊れやすいテレビの事例を幾つか挙げてみました。
また、画面にモノをぶつけたり傷つけてしまうと不具合や故障の原因にもなりかねないので、お部屋の模様替えや引っ越しの際は特に注意して移動しましょう。
壊れやすいテレビ|その他

その他に壊れやすいテレビを例に挙げてみます。
◯◯内蔵型テレビ
HDD内蔵、DVD・Blu-ray一体型テレビは壊れやすい印象を受けます。
また故障した際の部品交換費用も高いので、延長保証を付けるかテレビと別々に購入するようにしましょう。
中古テレビ
直近に発売されたモデルならそこまで気にしなくても大丈夫だと思いますが、5年〜10年前のモデルの場合は安くても注意しましょう。
せっかく購入したのにすぐに壊れてしまったということがないように、中古テレビを購入する際は年式や保証期間を確かめた上で購入するようにしましょう。
またテレビメーカーの多くは部品の保有期間を設けています。
※多くの場合、部品の保有期間は10年です。

そのため、中古テレビを購入する際は発売日から5年以内の機種を選ぶようにしましょう。
長期間使用しているテレビ
テレビの寿命は約10年と言われています。
使用環境や使い方によって寿命は前後しますが、長期間使用しているテレビは何かしら不具合が生じることも考えられます。
ちなみに液晶画面の寿命は6万時間といわれています。
※1日5時間テレビを見ても耐久性は32年以上あります。

液晶画面自体の耐久性は高いので基盤の不具合や故障が見られたときは買い替えを検討しましょう。
テレビの故障かどうか判断つかないとき
テレビの不具合(映像の乱れ、リモコンの反応が遅い)は故障以外にもあります。
よくある事例として以下の3点を例に挙げてみます。
電波が強すぎることによる映像の乱れ
地域によって受信する電波の強度が違います。
そのため電波が強すぎることによって映像が乱れてしまうことがあります。
そんなときは電波を弱める機器を取り付けることで映像の乱れを軽減できます。

それで解決しない場合は他の原因を突き止めましょう。
キャッシュが貯まることによる動作の遅延
テレビは使用するごとにキャッシュが貯まります。
キャッシュにより一時的に保存したデータを素早く起動させることが可能です。
ただし、キャッシュが溜まりすぎるとリモコンの反応が遅くなりストレスを感じることもあります。
そんなときはテレビを初期化することで解消することが殆どです。

テレビの動作が遅い。と感じたときはまずは初期化を試してみてください。
インターネット回線による映像の乱れ
一昔前と比べて最近は光回線を利用したインターネットサービスが主流です。
ただし、この光回線もいくつか種類があります。
例えばNURO光、auひかりなどは独自回線を使用しているため安定したインターネットが利用できます。
一方で光コラボレーション、◯◯エアーと言われるインターネットサービスは十分な速度が出ていなかったり、不安定と感じることもあります。

そのため、映像がフリーズ(止まる)する、乱れるなどの症状が出たときはインターネット回線の変更を検討しましょう。
耐久性の高いおすすめテレビ|どのメーカーが良いのか?

SHARP 4T-C42EJ1

SHARP 2022年モデル
4K液晶テレビ スタンダードモデル 4T-C42EJ1
参考価格 81,171円(税込)
シャープの特徴は「AQUOS」のブランド力の高さです。
2001年発売AQUOS 1号機を皮切りに20年以上経った今でも根強い人気を誇ります。
高画質・高音質はもちろんのこと他のメーカーと比較しても値段のやすさが人気を後押しします。
現行モデルはシャープ独自の映像技術に加え高品質スピーカー、機種によっては滑らかに映像を映し出す倍速機能も備わっています。
またGoogle TV搭載で好きな動画コンテンツがすぐに視聴可能です。
テレビ選びで迷ったらまずはシャープのテレビをチェックしてみてください。

何度か故障に見舞われましたが、筆者おすすめメーカーです。
メーカー | シャープ |
型番 | 4T-C42DJ1![]() |
サイズ | 42V型 |
発売日 | 2021年6月5日 |
参考価格 | 66,527円(税込) |
画質 | Medalist S2 |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | 対応 |
音質 | バスレフ型スピーカーボックス |
Dolby Atmos | |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.3 |


SONY BRAVIA KJ-43X80K

SONY 2022年モデル
4K液晶テレビ BRAVIA スタンダードモデル KJ-43X80K
参考価格 94,800円(税込)
家電量販店でもひときわ目を引くソニーのTVシリーズ「BRAVIA」。
一昔前はソニータイマーなど壊れやすいと揶揄されることもありましたが、現在は映像技術の高さはもちろんのことリアルな質感を表現するならソニーのテレビはワンランク上の映像体験が得られます。
その反面、他のメーカーと比較して価格帯が高く上位モデルともなると高額になります。

とはいえ、下位モデルでも性能は十分です。
ぜひソニーBRAVIAの機能をチェックしてみてください。
メーカー | ソニー |
型番 | KJ-43X80K![]() |
サイズ | 75V型 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2022年7月9日 |
参考価格 | 94,800円(税込) |
画質 | HDR X1 |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | |
音質 | X-Balanced Speaker |
Dolby Atmos | 対応 |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.3 |


Panasonic VIERA TH-43LX800

Panasonic 2022年モデル
4K液晶テレビ VIERA スタンダードモデル TH-43LX800
参考価格 85,527円(税込)
品質の高さで選ぶのならパナソニックのVIERAは機能性はもちろんのこと壊れやすいということもなく品質面も問題ありません。
また映像面もAIを活用した映像処理技術でジャンルやシーンに合わせた最適な映像を映し出します。
4Kテレビは全機種無線LAN搭載で自宅にWi-Fi環境があれば好きな動画コンテンツをすぐに見られます。
パナソニックの品質の高さはテレビだけではなく、他の家電製品も高品質で耐久性が気になる人はパナソニックは外せないメーカーです。
メーカー | パナソニック |
型番 | TH-43LX800![]() |
サイズ | 75V型 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2022年7月8日 |
参考価格 | 85,527円(税込) |
画質 | オートAI画質 |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | |
音質 | |
Dolby Atmos | 対応 |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.1 |


TVS REGZA 43Z570L

TVS REGZA 2021年モデル
4K液晶テレビ ハイグレードモデル 43Z570K
参考価格 76,605円(税込)
2022年度、国内シェア1位を獲得したTVS REGZA。
長らく低迷していましたが2016年以降は順調に売上を伸ばし、国内大手シャープを抜き初めて1位に輝きました。
レグザの特徴は高画質・高音質はもちろんですが、倍速機能や性能の高さなどバランスの取れたテレビで、価格帯も他のメーカーと比べて安く設定されています。
また耐久性も問題なく壊れやすいということもありません。

国内メーカーでコスパの良いテレビを選ぶのならレグザがおすすめです。
メーカー | TVS REGZA |
型番 | 2021年モデル 43Z570K ![]() |
取り扱いサイズ | 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2021年10月22日 |
参考価格 | 76,605円(税込) |
画質 | レグザエンジンZRⅠ |
HDR対応 | 対応 |
滑らかさ | 倍速機能 |
音質 | |
Dolby Atmos | |
無線LAN | あり |
レビュー評価 | 4.3 |


TCL(ティーシーエル) 43C636

TCL 2022年モデル
4K液晶テレビ スタンダードモデル 43C636
参考価格 47,800円(税込)
世界テレビ出荷台数2位のTCLは2019年に日本市場に参入しました。
※第1位はSamsung(サムスン)
日本市場に参入するや否や国内の有名メーカー(ソニー、パナソニック)を抜きまたたく間に国内シェア10%を達成しました。
TCLの特徴はとにかく価格が安く上位モデルでも国内メーカーの半分くらいの価格で購入することも可能です。
中国メーカーということもあり多少耐久性に不安はありますが、特別壊れやすいということもなくコスパで選ぶならTCL一択です。
それほどコストパフォーマンスの優れたメーカーです。
メーカー | TCL |
型番 | 43C636![]() |
サイズ | 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2022年5月27日 |
参考価格 | 47,800円(税込) |
画質 | Algoエンジン |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | |
音質 | |
Dolby Atmos | 対応 |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.1 |


LG(エルジー)43UQ8000PJC

LG 2022年モデル
4K液晶テレビ スタンダードモデル 43UQ8000PJC
参考価格 57,800円(税込)
海外メーカーの中でも映像パネル技術の高さはLGはトップクラスです。
有機ELテレビに関しては世界トップのシェアを誇り、国内メーカーにもパネルを提供しています。
2014年にはテレビが止まってしまうというリコールが発生しましたが、現在は壊れやすいということもなく高品質なテレビを販売しています。
LGのテレビは下位モデルでも高機能で低画質を4K相当にアップスケーリングする機能、ジャンルやシーンに合わせた最適な音を表現するAIサウンド機能が搭載されています。
国内に流通している海外メーカー(TCL、ハイセンス)の中ではLGの映像美は頭一つ抜けています。
メーカー | LG |
型番 | 43UQ8000PJC![]() |
サイズ | 75V型 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2022年5月25日 |
参考価格 | 57,800円(税込) |
画質 | 4Kアップスケーリング IPSパネル |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | |
音質 | AIサウンド |
Dolby Atmos | |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.1 |


Hisense(ハイセンス)43A6H

Hisense 2022年モデル
4K液晶テレビ スタンダードモデル 43A6H
参考価格 46,980円(税込)
耐久性の高いテレビの最後は中国メーカーのハイセンスです。
2018年に東芝のテレビ事業を買収して以降、高い映像技術で国内メーカーが太刀打ちできないほどコストパフォーマンスの優れたテレビを販売しています。
特に搭載されている映像エンジンは東芝の技術を活かし目で見たようなリアルな映像を映し出します。
またハイセンスのオペレーションシステムVIDAAはYouTubeやAmazonプライム・ビデオなど好きな動画コンテンツが見れます。
海外メーカーの中でも特にバランスの取れたテレビを販売しています。
ちなみにハイセンスのテレビは標準でメーカー保証3年が付いています。
故障が気になる人はハイセンスがおすすめです。
メーカー | Hisense |
型番 | 43U7H![]() |
サイズ | 85V型 75V型 65V型 55V型 50V型 43V型 |
発売日 | 2022年7月21日 |
参考価格 | 69,480円(税込) |
画質 | NEOエンジンPro AIネット映像高画質処理 |
HDR対応 | 対応 |
倍速機能 | 対応 |
音質 | |
Dolby Atmos | |
無線LAN | 対応 |
レビュー評価 | 4.4 |


壊れやすいテレビメーカー|まとめ

今回はできれば避けたい壊れやすいテレビメーカーをいくつか例に挙げてみました。
もちろん全てが壊れやすいテレビというわけではないので、参考程度にお考えください。
テレビは様々なメーカーから発売されていますが国内外のおすすめメーカーは以下の通りです。
- SHARP(シャープ)
※42V型を紹介しています。 - SONY(ソニー)
- Panasonic(パナソニック)
- TOSHIBA REGZA(東芝レグザ)
- TCL(ティーシーエル)
- LG(エルジー)
- Hisense(ハイセンス)

ぜひ、好みに合わせて最適な一台を探してみてください。
壊れにくいテレビは以下の記事でまとめています。
